新入学、新学期、就職とそろそろ疲れた! NO2
前回に引き続き、新年度の疲れを和らげる野菜を紹介します。 前回は、キャベツの成分や選び方を紹介しました。 今回は、レタスとニラです。
レタス
安眠や鎮痛、体臭改善にも効果的なレタス。 春からが旬で美味しい季節です。
レタスの選び方
美味しいレタスには特徴があります。
内葉
ぎっしり葉が詰まったものよりも、食感の水分たっぷりな葉が特徴
切り口
白色でみずみずしく、変色やひび割れしていないもの
重さ
中玉以上の大きさで軽いほど甘味があり、おいしい。小ぶりなものは苦みがあるので避ける。
芯
芯はなるべく小さなものを。理想は10円玉大。芯が大きいと育ちすぎて大味
主な成分
現代人に不足しがちなカルシウム、鉄、カリウムなどのミネラルを含む。 ビタミンCや、疲労回復に役立つビタミンB1、脂肪の酸化を防ぐビタミンEのほか、体臭や床ずれを防ぐだけでなく抗発ガン作用のある葉緑素も含有している。
レタスの仲間
シルクレタス エンダイブ サラダ菜 ロメインレタス ふりるレタス *サラダにして美味しいのは、中間あたりの大きくてやわらかい葉。外側の葉は炒め物 やスープにするといい。
にら
血液の流れを改善、滋養強壮にも効果的なにら。 花にら、黄にらなどの種類があります。
にらの選び方
葉先
傷みが少なく、葉先までピンとしてハリがあるものほど鮮度がよい
葉の色
日光を十分に浴びて育ったものは根本まで緑が濃くて鮮やか
茎の形
指でつまんだ時にしっかり弾力を感じるものが良質
根本
白い部分は香りと旨味のもとであるアリシンが茎の部分と同様、豊富に含まれる。
切り口
断面が白く、みずみずしいものが新鮮
主な成分
アリシンのほか、抗酸化作用のあるビタミンC・Eや 代謝促進ビタミンのB1・B2、 さらにカルシウム、カリウム、鉄などミネラル類が豊富。 特にβ-カロテン含有量は野菜の中でもトップクラスで、食物繊維もたっぷり
女性特有の悩みにも有効
お腹を温め、胃腸の働きを活発にする温性野菜のひとつ。 血液をサラサラにして血栓をできにくくし、動脈硬化の予防などに効果的。 全身の血行を促して生理不順や冷え症などの女性の悩みも改善。 免疫力をアップする働きで花粉症への効果にも注目が集まっている。 *β-カロテンは油と一緒にとると吸収率が高まる、強火でサッと炒めるのがおすすめ。
さいごに
我が家ではレタスをサラダに、ニラは野菜炒めにしていただいています。 次回はアスパラガスとごぼうを紹介します。
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