私は、三連休でした。特別なイベントなどなく過ごしました。皆さんは、ゆっくり休めましたか?連休とはいえ仕事の方もいたのでは、ないでしょうか?
そこで、今日は、セルフケアについて話してみたいと思います。
無理せず、できる範囲のセルフケアでこころを元気に
- セルフケアとは
メンタルヘルス対策におけるセルフケアとは「労働者自身がストレスやこころの
健康について理解し、自らのストレスを予防、軽減するあるいはこれに対処するこ
と」で、以下が目標になります。
・正しい知識を学ぶことにより、労働者自身がストレスや心身の不調に気づくこと
ができるようになる。
・労働者自身がストレスに気づくことにより、自発的にストレスに適切に対処でき
る。
・そうして、労働者はストレスに対して自分で予防・軽減ができるようになる
2 セルフケアの基本
セルフケアの基本は規則正しい生活を保ち、適切な食事、睡眠、運動を日々心がけ
ることです。それに加えて、ストレス解消法、ストレス対処法などが挙げられます。
(1)食事
野菜を多く食べる、塩分・脂質・糖質摂取を控えめにする等、食生活に注意しま
しょう。
自然食品は、加工食品・高脂肪が中心のメニューに比べてストレス軽減効果が高
いことが知られています。
青魚に含まれるDHA・EPAに抗うつ効果が期待できるという研究結果もあります。
(2)睡眠
心身の疲労回復には睡眠が不可欠です。
毎日十分な睡眠時間を確保しましょう。睡眠時間の不足や睡眠の質の悪化により、
生活習慣病やうつ病などのこころの病につながってきます。逆に、不眠症は、ここ
ろの病の症状として現れることもあります。眠たくないのに無理に眠ろうとすると
かえって緊張を高め、眠りへの移行を妨げます。眠くなってから寝床に就き、起床
時刻を一定に保つようにしましょう。仕事や生活上の都合で、夜間に必要な睡眠
時間を確保できない時は、午後の早い時刻に30分以内の短い昼寝をするのが、効
果的です。適度な運動習慣、朝食摂取が睡眠覚醒リズムを保つのに有用です。
また、就寝前にリラックスすることがスムーズな入眠に有効です。例えば、入浴は
ぬるめと感じる湯温で適度な時間、ゆったりとするとよいでしょう。
激しい運動や夜食摂取は、入眠を妨げ、就寝前の飲酒や喫煙は睡眠の質を悪化させ
カフェイン摂取も利尿作用で夜中に尿意で目が覚める原因になります。睡眠に関連
する問題で、日常生活や勤務に影響が出てきて、自分では対処できない時には、早
めに専門家に相談するようにしましょう。
*今日はここまでにしましょう。あしたは、運動・解消法など話したいと思います。
お休みなさい。